スカウトマンには、街中で女性に声をかける「路上スカウト」とSNSなどで仕事を探している女性を募集する「ネットスカウト」があります。
同じスカウトの仕事でも、路上スカウトとネットスカウトでは全くの別物です。
スカウトする場所が違うのは分かるけど、他にどんな違いがあるんだろう…?
スカウト場所だけじゃなく、スカウト方法や働き方にも違いがあるんだよ
この記事では、路上スカウトとネットスカウトの違いについて、それぞれのメリット・デメリットを交えながら紹介していきます。
これからスカウトマンになりたい方は、ぜひ当記事を参考に自分に合ったスカウトスタイルを見つけてみて下さい。
- 良いスカウト会社が見つからない…
- 求人サイトは胡散臭くて怪しい…
- ネットスカウトの会社を探してる
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ネットスカウトと路上スカウトの違い
路上スカウトとネットスカウトの違いは、大前提としてスカウトマンとしての仕事内容の違いもありますが、その他にも下記のような違いがあります。
- スカウトする場所の違い
- スカウト方法の違い
- スカウトとしての働き方の違い
それぞれについて詳しく紹介するよ
スカウトする場所の違い
まず、路上スカウトはその名の通り「路上」でスカウトします。
スカウトする場所としては街中や駅前がメインです。
新宿なんかでは「スカウト通り」と呼ばれる路上スカウトマンの声かけエリアがあるくらいです。
え?そんなエリアがあるの?
アルタを抜けてドンキの交差点までの通りがスカウト通りだよ。明らかにスカウトマンっぽい人がたくさんいるから今度見てみてね!
僕が現役でスカウトだった頃は、駅中の改札前でたむろってスカウトしてましたが、今は警察も目を光らせてるので駅前ってのはあまりないみたいです。
対してネットスカウトは、TwitterやInstagramなどのSNSを使ってスカウトをします。
スカウト方法の違い
路上スカウトマンは、街中で歩いている女性に直接声をかけてスカウトします。
対して、ネットスカウトマンはネット上に釣り糸を垂らして静かに応募を待ちます。
ネットでのスカウト方法は多岐にわたり、主な方法は下記のような感じです。
- 水商売に関するツイートに営業リプ
- 複数垢を使った自作自演リツイート
- 人気垢に広告費を払って宣伝して貰う
- プレゼント企画でフォロワーを増やす
さきほど「ネット上に釣り糸を垂らす」と言いましたが、ネットスカウトマンは路上スカウトマンのように自ら女性にアクションを起こすことはあまりありません。(※DM営業をするなら話は変わってきます)
どちらかというと、アカウントを育てながら女性側から相談してくるのを待つスタイルです。
だからアマギフを配ってフォロワーを増やしたり、特定のスカウト垢だけ宣伝している風俗嬢垢とかがあるんだね
そういうこと!スカウト垢をヨイショしてる女性の垢は、大体ネカマか裏で宣伝費を貰ってるパターンだよ
ネットスカウトが流行り始めた頃は、SNSなどでガンガン営業DMをして速攻でアカウント凍結… なんてことが日常茶飯事だったけど、今ではネットスカウトはWebマーケティングの領域に達してます。
僕も昔にmixiでスカウトをしていて、何度運営に怒られたことか・・・笑
スカウトとしての働き方の違い
最後は働き方の違いです。
路上スカウトマンはリスト(女の子の連絡先)を集める手段が街中で声をかけるほかありません。
なので、強制的にメインの仕事内容が「路上でのスカウト活動」となります。
しかし、ネットスカウトマンはあらゆる集客媒体から女性応募をかき集めます。
そのためネットスカウトは、それらの集客媒体を育てることがメインの仕事となります。
もちろん、極論を言えば女性に仕事を紹介することがメインの仕事だけどね。あくまでスカウト方法としての話だよ
路上スカウトマンがゴリゴリの飛び込み営業なら、ネットスカウトは仕組みさえ作れば勝手にお客さんが来店してくれる反響営業をイメージすると分かりやすいと思います。
次の項目からは、ネットスカウトと路上スカウトそれぞれのメリット・デメリットを比較していきましょう。
ネットスカウトのメリット
ネットスカウトのメリットは、次の3つです。
- スマホ1つでどこでも稼げる
- 効率の良いスカウトができる
- 上手くいけば収入の伸びがヤバイ
それぞれのメリットを詳しく紹介するよ
スマホ1つで時間・場所関係なく稼げる
路上スカウトって、人が多い場所じゃないと出来ないし意味がないんですよ。
人通りが多い時間帯じゃないと意味がないんですよ。
ひたすら声をかける数を増やさないと意味がないんですよ。
となると、田舎に住んでいる方だと難しいね…
でもネットスカウトなら、スマホだけでできるので時間と場所は一切関係ありません。
効率よくスカウトできる
路上スカウトマンが稼ぐためには、必死に声をかけ続けるしかありません。
でも体は1つしかないし24時間ぶっ続けでスカウトするわけにもいかないので、スカウトできる時間にも限界があります。
対してネットスカウトは、自分に変わって24時間スカウトしてくれる集客媒体をいくつも作ることができます。
…どういうこと?
例えばTwitterであれば、名前を変えてアカウントを量産するだけで、一人で何役ものスカウトマンに化けることができるよ
このように、自分の分身となるアカウント数を増やしていくことで、ネットスカウトは効率よく応募を集めることができるんです。
これはネットスカウトをやる上で一番大きなメリットと言えます。
上手くいけば収入の伸びがヤバイ
路上スカウトマンは、時間が経つにつれて緩やかな右肩上がりに収入が上がっていくのが基本です。たぶん、始めて3ヶ月以内で100万突破とかは珍しいです。
なぜなら、「路上でリストを増やす→営業メール」を繰り返しては、過去に連絡先交換した女性を数ヶ月後に入店へと繋げていくのが基本だからです。
こちらから声をかける路上スカウトでは無駄なアポも増え、今すぐ客だけをスカウトできるわけではないんです。
たしかに、路上だと即日体入とかはレアだよね
とりあえずのアポとか、お店変えるときは連絡頂戴! みたいなアポが多いと思う
でも、ネットスカウトで取るアポは現在進行形で案件を探している「今すぐ客」の女の子ばかりです。
「風俗 求人」でググったり、信頼出来そうなスカウトを探している真っ最中の子たちなので、応募さえ取れればすぐに紹介へと繋げられます。
こういった理由からネットスカウトは無駄なアポが少なく、応募さえ流れる形を作れればスカウトを初めて数ヶ月の初心者でも最短で稼ぐことができます。
ネットスカウトのデメリット
お次は、ネットスカウトのデメリットを紹介します。デメリットは以下3つ。
- 競争率が鬼のように激しい
- 女の子との信頼関係を構築しにくい
- 努力が一切結果に反映されない
それぞれ紹介するよ
競争率が鬼のように激しい
ネットスカウトは競争率が鬼のように激しいです。
よく考えてみてください。
マジで金もない、知識もない、経験もない、そんな人たちが「スカウト会社の代表やってます!」なんつって簡単に偽れる世界がSNSです。
この記事を読んだアナタでもすぐに実践できます。アカウントを作れば(見た目上は)立派なネットスカウトマンになれます。
さらに、路上で死ぬほど稼いできたリアルしごできスカウトマンたちがネットに進出し、あの手この手でパイの奪い合いをしてるわけです。
考えるだけで無理ゲーだね
そうでしょう?
路上スカウトは声をかけている段階では他のスカウトと比較されませんが、ネットスカウトでは常にライバルスカウトマンと天秤にかけられます。
なので、よほどTwitter運用が上手だったり、Webマーケの知識がある方じゃないと未経験から稼ぐことは難しいかと思います。
画面の向こうには、同じ目的を持っている且つアナタより知識も経験も格上のライバル達がたくさんいることを覚えておこう。
女の子との信頼関係を構築しにくい
実際にリアルで会って話す路上スカウトより、ネットスカウトは顔が見えないので信頼関係を築きにくいです。
- 応募は来るけどレスポンスが悪い
- 案件が決まっても当日バックレられる
- リピートに繋がらない
こういったことが多発しますが、めげずに続けるしかありません。
ネットスカウトに限らず路上スカウトでも言えることですが、質よりも量を追うように考えると上手くいきやすいです。
努力が一切結果に反映されない
路上スカウトは直接歩いている女性に話しかけるので、バカなりに量をこなせばトークが下手でも連絡先交換はできます。
連絡先交換さえできれば、定期的に営業メールをするだけでも案件に繋げることは可能です。
しかし、ネットスカウトは上手に戦略を組んでやらない限り、一向に振り向いてくれません。反応ゼロです。
お金をかけてフォロワーを買っても、アマギフをばら撒いて企画を打っても全て無駄になります。
ただただ黒歴史だけが残るね…
Twitterにはスカウトだった人の屍アカウントが山のようにあるよ
確率論が通用する路上スカウトに比べて、女性が考える隙の多いネットスカウトはマグレ当たりが期待できないので、予めそのつもりで挑戦してみよう。
路上スカウトのメリット
路上スカウトのメリットは、次の2つ。
- やる気だけあればなんとかなる
- 女の子の顔をみてスカウトできる
それぞれ詳しく紹介するよ
やる気だけあればなんとかなる
やってみると案外わかるものですが、路上スカウトはある程度量をこなせば連絡先交換くらいなら簡単にできます。
ただひたすら声をかけるだけ っというに、ネットスカウトみたくテクニカルな手法が一切必要ないので、気合でなんとかなる点がメリットとなります。
アポったときは全く仕事に興味がない子でも、連絡先を交換しておけば時期を改めて営業できるので後々仕事に繋がることも珍しくありません
仕事に興味がない子でも、そんな簡単に気が変わるもんなの…?
絶対に僕から連絡しないって約束でアポって、普通に連絡して紹介したこともあるよ。人間いつお金に困るかマジで分からんからね。
死ぬ気で取り組めば割と結果に比例するのが路上スカウトの良いところです。
女の子の顔を見てスカウトできる
二つ目のメリットは、女性のルックスを確認できること。
水商売はルックスが重視される仕事なので、紹介前に女性の容姿を確認しておくことは重要です。
ルックスによってどこのお店に紹介するかも変わってくるからです。
でも、ネットスカウトだと女性の顔が分からない上に、送ってもらった写メは詐欺師もビックリするレベル。挙げ句の果てには実際に会ってみたら紹介できるレベルのお店がない…なんてことはあるあるです。
踏んだり蹴ったりだね
これが日常茶飯事レベルであるんだからコワイよ¥
対して、路上スカウトは実際に自分の目で確認して声をかけられるので、扱う女性のルックスレベルをコントロールできることがメリットと言えます。
路上スカウトのデメリット
路上スカウトのデメリットは、次の2つ。
- パクられるリスクが高い
- 暑い。寒い。あと辛い
パクられるリスクが高い
路上スカウトは違法です。全然パクられますので安心して下さい。
特に今は私服警官や囮捜査のレベルが高くて非常にリスクが高いです。
ここにテキストを入普通にキレイで若い女の子がイヤホンみたいなの付けてて、「スカウト」って言葉使った瞬間に後ろからベルト掴まれたりします。冷や汗ドバドバです。
僕の知り合いのスカウトさんでも過去に現行犯でパクられてる人はいるし、二週間も留置所にブチ込まれる上に罰金くらうので気をつけて下さい。
ちなみに今でも本当に謎で気になってるのは、囮捜査に協力してる女の子たちは警察にお金貰ってるのかってこと。
ネットスカウトだろうと職業紹介許可なしで仕事を紹介したら違法です。でも、スカウトがパクられるのは基本「現行犯」です。だから路上だけが違法みたいな言われ方をしてますが、ネットでも無許可ならリスクはあるので注意しましょう。
現行犯で逮捕される場合、自分がスカウトであることや仕事を紹介していることを口にすると迷惑防止条例法違反でパクられるので、あくまでナンパとしてスカウトする方が増えています。(参考までに)
暑い。寒い。あと辛い
夏は暑くて冬は寒い。
特に冬、マジで地獄です。
あと、一日中立ってて一件もアポれないと何かその辺のものブッ壊したくなるくらいムカつきます
路上とネットはぶっちゃけどっちの方が稼げる?
僕、過去にこのサイトの他にもちょっとマニアックなサイトを運営してまして、そこでよく「ネットと路上ってどっちのが稼げます?」って聞かれてました。
で、この質問についてなんですが、マジでどっちでも稼げます。
どっちのが稼げるかというより、人それぞれどっちの方が向いているかなので、お金じゃなくて続けやすさで選んだ方が良いと思います。
…って言われてもどうやって決めれば良いの?
例えば、昼職やってる会社員の方だとしたら、物理的に昼間から一日中路上に立つことって難しいじゃん?だから本人が路上やりたくてもどうせ続かないんだから最初からネットを選んだ方が続きやすいよってこと。
この「どっちが良いのか問題」についてはもう少し次の項目でご紹介します。
結局スカウトやるならネットと路上どっちがいいの?
ってことで、これからスカウトマンを始める方に向けて「ネットと路上それぞれ向いている人の特徴」を紹介します。
- 自由に使える時間が多い人
- 失う物が少ない人
- 仕事とプライベートを割り切れる人
- 副業としてやりたい人
- 低リスクで始めたい人
- SNSやネットが好きな人
- 田舎に住んでる人
路上スカウトが向いている人の特徴
まず大前提で、スカウトが本業にできる人は路上が向いてます。
スカウトマンは自由出勤なので、「会社員の副業で〜」なんて考えてる人は絶対に出勤しなくなって自然消滅します。出勤を強制してくれる人がいないので。
だから、自分の中で、
スカウトで稼がないとマジで後がない…!
ってくらいの人じゃないと本気で取り組めません。
また、どうしてもパクられるリスクが高いので、万が一の場合に自分意外に迷惑がかかる人は辞めた方がいいんじゃないかと思います。
大学生が路上スカウトでパクられて退学なんかになってみろって。親が泣いちゃうよ。
で、もっとも重要なのが、仕事と割り切ってスカウトができる人。
路上スカウトは女性との接点も増えるし、そりゃ死ぬほどタイプな女性の相談にのることもあります。
そんなとき、理性を保てないようじゃトラブルの引き金になるわ、ただの遊びになるわで最悪です。金稼ぎが目的ですからね。
遊んでも仕事に繋げられるなら良いと思います。
また、「自分は人見知りだから声かけられるか不安…」みたいな人がいますが、仕事意識を持てるなら人見知りとかは関係ありません。
僕自身も超人見知りで、普段の生活の中で女性店員さんに対応されるのすら嫌なくらい(今も)なのに、スカウトは初日から余裕で出来ました。
それは仕事意識があったからです。今でも酒飲んでナンパはできないけどシラフでスカウトはできます。
だから、人見知りな人はネットスカウトをやりましょう! 的な意見もあるあるですが、僕は関係ないと思ってます。
ネットスカウトが向いている人の特徴
まず、田舎に住んでいる人はネットスカウトじゃないと難しいです。
スカウト会社自体が都内や繁華街付近を活動エリアにしているケースが多いし、田舎住みだと打ち合わせや面接同行に出てくるのも一苦労。
迷惑防止条例違反でパクられるリスクを考えても、ネットなら合法的にスカウトマンになれます。
でも、職業紹介許可がないとどっちにしろ違法なんじゃないの?
厚生省認可のナイトワーク紹介会社と提携すれば合法的にスカウトすることもできるよ
また、やってみれば分かりますが、ネットスカウトって路上に比べて本当に地味です。
キレイな女性に声をかけて金を稼ぐ華やかな路上スカウトマンに比べて、ネットスカウトはネット上から応募がくる仕組み作りが仕事の9割を占めます。
なので、そもそもSNSやネットが好きな方じゃないと続かないと思います。
個人的には今からガチでやるなら路上
あくまで僕の個人的な意見ですが、本気でスカウトマンとして稼ぎたいなら路上がオススメです。
っというか、僕がこれからスカウトマンになるなら絶対に路上をやります。
理由は、やっぱりネットって常に一人だからモチベーション維持も大変だし、周りに教えてくれる人がいないので独学になりがちです。
でも路上なら、対面でスカウトのやり方を1から教えてくれる上司がいて、毎日の積み重ねで着実にSBを伸ばしていくことができます。
スカウトに限らず、間違ったやり方で頑張るより稼いでいる人を真似ることが一番の成功への近道です。(絶対)
現在ネットで稼いでいるスカウトマンも、元々は路上出身の方が多いしね
なので、まずは路上で業界や業種に関する知識を覚えながら生活できるレベルのスカウトバックを作り、その後にリスクを考慮して徐々にネットへシフトしていくのが得策かと思います。
まとめ
- ネットスカウトと路上スカウトは、同じスカウトでも「イチゴ」と「ヘチマ」くらい違う
- どっちも稼げるけど、初心者にオススメなのは路上
- ネットスカウトは水商売というよりWebマーケティング
長くなりました。すべて読んでくれてどうもです。
でも、重要なことは全部詰め込めたと思います。
良きスカウトライフを!
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