スカウトマンの違法性について徹底的に踏み込んで話をしてみようと思う

スカウトマンに関してよく上がる質問ランキング24位くらいに入るものといえば、「スカウトマンって違法なの？」ですよね。

スカウトマンになって使い切れないほどの金を稼ぎたい！女の子にもモテたい！…でも捕まりたくない！ っという都合の良いことを考えてるお兄様も多いと思います。

そこでこの記事では、元スカウトマンの僕がスカウトの違法性についてお話しします。

でも、一応合法的にスカウトマンとして稼ぐ方法もあるので、その辺も合わせてお伝えできればと思います。

スカウトマンは違法なのか

違法です。何度も言わせないで下さいぶっ飛ばしますよ。

そう。何を隠そう、あくまで路上ではナンパとして連絡先交換を行い、後ほどLINEなどで仕事の話をするのが現代のスカウトスタイル。

そして、ナンパではアポれなかったり、リスク対策とはいえ仕事の話ができない面倒さに痺れを切らして自分がスカウトだということを路上で曝け出してしまうスカウトマンが囮捜査によってパクられます。

こういった声かけの方法がベースだと思ってこの記事を読み進めてください。

スカウトマンが違法となる4つのパターン

じゃあスカウトマンは具体的にどこが違法なのかって話ですが、以下がスカウトあるあるな違法行為となります。

別にスカウトマンの仕事内容がオール違法ってわけではないです。

路上でのスカウト行為

まず一番パクられやすいのがこれ。ってかスカウトの逮捕なんて9割が路上でのスカウト行為です。

路上で不特定多数の女性に声をかけて仕事の話をするのは「迷惑防止条例」違反。

最近は覆面や囮捜査が本気すぎて、深夜帯にコソコソと目立たない場所でしかスカウトしないって人も多いはず。

ぶっちゃけ田舎の囮捜査とかだとあからさま過ぎて全然バレバレなんだけど、都内とかになるとマジで分からないから普通に震えます。

無許可での仕事紹介

職業紹介事業許可を取得しないまま第三者へお店を紹介するのは「職業安定法違反」です。

さらにいえば、仕事を紹介して報酬を貰うなら、有料職業紹介事業許可が必要。

ちなみに、有料職業紹介事業許可を取得するには下記の2つが必須項目です。

合法ならサクッと取得してスカウトやるか〜！って感じのノリでは取れないですよね。

でも、実際に捕まったてのは頻繁には聞かない。スカウトマンって基本は”紹介した証拠も出さない”しね。

風俗店への求職者紹介

仮に有料職業紹介事業許可を取得したとしても、職業安定法上の風俗は有害な業務とされており、紹介すること自体が違法です。超残念。

でもでも、これもぶっちゃけ日常茶飯事レベルでは捕まったって話はあまり聞きません。

風俗紹介でスカウトがパクられるパターン的には、

ってのがあるあるです。こんな話を聞いたとき、

って毎回思うくらいには、そんなに頻繁にある事例ではないです。

風俗を極める者がスカウトを制す！スカウトマンが稼ぐために必要な起爆剤

アンダーへの仕事紹介

ようするに18歳未満の女性を夜のお店に紹介しちゃったときですね。

年齢確認はスカウトマンもお店も徹底してますが、マジでたまに身分証偽造するような地雷小娘がいるんですよ。マジで。

僕もスカウト人生の中で一回だけ会ったことあって、僕は全く気付かなかったんですが店舗スタッフが天才だったのでセーフでした。

姉の保険証＋卒業アルバムの組み合わせとかで来る奴とか、ぶっ飛んだアンダーも多いので注意しよう。

アンダー紹介はお店にも迷惑がかかるので、警察だけじゃなくお店や怖い大人にも死にたくなるほど詰められます。

違法ではなく合法的にスカウトマンとして稼ぐ方法

ここまで読んでくれた方は、スカウトマンがなぜ違法なのかという点については十分に理解していただけたかと思います。

スカウトマンが違法行為を行わずに稼ぐ方法は次の通り。

有料職業紹介事業許可を取得する

一番手っ取り早いのは、厚生省認可の職業紹介許可を取得して、健全に紹介業を行うことです。

スカウト方法もネットであれば迷惑防止条例違反にもならないので、法に触れず店舗紹介を行える上に、もれなく税金まで治めることができちゃいます。

ただし、しつこいようだけど有料職業紹介事業許可の取得難易度はそこそこ高めです。

すでにスカウトで稼いでいる人なら今後のリスク対策も考えてサクッと取得できるかもしれませんが、金がない人は500万円の資金を集めることに苦労するかと思います。

ネットスカウトと路上スカウトの違いは？ぶっちゃけどっちが稼げる？

厚生省認可の仲介会社を通す【おすすめ】

そんな方は、なにも自分で有料職業紹介事業許可を取得する必要はありません。

すでに許可を持っている会社と提携すればOK。実は、キャバクラなどのナイトワークを専門的に扱う「夜のハローワーク」のような会社はいくつかあります。

そのような会社は法人運営であり、違法行為も一切せずにクリーンな運営をしているので、そういった会社を通して女性を紹介すれば職安法違反にはなりません。

普通に電話して「女の子紹介の提携がしたい！」と伝えれば、よほどのことがない限り提携してくれるはずです。

フリースカウトマンなら仲介会社と提携しようが自由ですが、スカウト会社に所属している方は勝手に仲介を挟んだりするのは辞めた方が良いです。勝手な行動で会社に詰められる前に一度上司に確認してみましょう。

ちなみに僕も仲介は一社提携していますが、対応良いしクリーンだし支払い面もバッチリだし超最高です（マジ）

提携先の会社をここで晒すわけにはいきませんが、希望の方は繋げるので気軽にお問い合わせでも下さい。

風俗店への紹介を諦める

たとえ有料職業紹介事業許可を取得したとしても、風俗店への紹介は職安法違反です。

しかし、キャバクラやガールズバー・クラブなどはOKなので、潔く風俗業種は諦めてキャバクラ専門のネットスカウトマンになれば合法になります。

もちろん先ほど紹介した「厚生省認可の仲介会社」を通す場合でも同様。健全な仲介会社は風俗への紹介を一切行っていません。

風俗を紹介できないならスカウトの旨味がないって意見も一理あるけど、実際にキャバクラ紹介一本で稼いでいる人も中にはいるので、ぜひ参考までに。

紹介ではなく情報提供に留める

女の子に仕事を紹介するのはアウトですが、求人情報の提供をするのはセーフです。

上記流れを見てもらって分かるように、紹介と情報提供の大きな違いは、店舗への紹介連絡をスカウトが行うかどうかです。具体的には赤字の部分。ココがまずい。

女の子とお店の間をスカウトマンが取り持った時点で紹介になりますが、お店の情報だけ伝えてあくまで女の子が直接お店に応募する形にすれば情報提供になります。

で、SBを集金するときは「紹介料」ではなく「情報提供量」で領収書を作るって感じ。

いやいや、流石に無理があるでしょww って思うかもしれませんが、そりゃあ流石に無理はあるでしょう。苦し紛れでしょう。

でも、なるべく安全に風俗を紹介できるに越したことはないし、実際にこういった方法を使っているスカウトマンも多いです。

実質紹介していることに違いはないので、本気で突っ込まれたら言い逃れできないだろうし、そもそも違法行為を完全な合法にできるわけありません。

それでもリスク対策のひとつとして考えて、普通に紹介するよりは情報提供という扱いにした方がいいんじゃない？ってくらいのレベルのお話でした。

まとめ

ここまでの内容をまとめると・・・

って感じ。

この記事および当サイトは、あくまでスカウトマンのリアルを語ってるだけであって、法の目を逃れながら違法行為をすることを勧めている記事ではありません。

【元スカウトマン直伝】優良なスカウト会社の選び方と求人探しのポイント

スカウトマンになるかどうか・路上スカウトや風俗紹介（※違法行為）をするかどうかは皆様のモラルと独断にお任せ致します。あくまで自己責任でお願いします。

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