スカウトマンの給料システムの全貌を暴露！年収どれくらい稼げるの？

スカウトマンの仕事内容を理解していても、実際どれくらい稼げる仕事なのかを理解していない方は多いと思います。

この記事では、そんなスカウトマンの給料システムの実態について触れていこうと思います。

なお、スカウトマンの仕事内容がまだ理解できていない方は、下記記事を先に読んでくれると理解が深まるかと。

スカウトマンの給料システムは大まかに4種類

スカウトマンの給料システムは会社によって異なり、主に下記の４パターンに分類されます。

完全歩合制

スカウトマンの給料システムで最も多いのが『完全歩合制』です。

女性を紹介する業種によってSB（スカウトバック）は異なりますが、大まかに言えば下記のような感じです。

ここでは取り敢えず、キャバクラは１回のみの買取・風俗は永久バックと覚えておくといいです。

で、上記バックの中からスカウトマンの役職によって支払われるSBのパーセンテージが変わってくる感じです。

みたいな感じです。超簡単にですけど。（※役職による割合や業種ごとのSB詳細は後述）

会社のシステムによって割合は様々です。普通に90%以上貰える会社もありますので一概には言えません。

この辺りはスカウト会社ごとの取り決めで変わってくるので、入る会社は間違わない方がいいです。

なるべく引かれるSBの割合が少ない会社を選ぶように意識してみて下さい。

【元スカウトマン直伝】優良なスカウト会社の選び方と求人探しのポイント

固定給

正直、固定給のスカウト会社ってのは珍しいです。っていうか無いんじゃないですかね。

ここで言う固定給のスカウトマンとは、店舗専属のスカウトマンです。

また、普通のスカウトマンは数ある契約店舗の中から女性に合わせて店舗提案をします。

しかし、店舗専属スカウトの場合は特定の一店舗しか紹介できないため、女性に店舗比較をさせることもできず、入店させるのも難しくなります。

大体25〜30万円くらいの固定給が多いです。

時給＋歩合制

これはスカウト会社でも稀に採用している給料システムです。（それでも少ないけど）

とくに始めたての見習いスカウトマンに多い給料システムで、時給800円＋SB30%みたいな結構厳しい内容です…。

だから、ある程度入店を決められるようになった時点で、完全歩合制に切り替える必要があります。

また、最初の数ヶ月だけ研修期間として時給＋歩合で、以降は完全歩合制になるスカウト会社もあります。

固定給＋歩合制

これも固定給と同じく、店舗の専属スカウトに多いパターン。

固定給だけの専属スカウトと違う部分は、内勤勤務は一切なく、完全にスカウトだけ行うということ。

自店への入店女性を集められれば歩合が出るし、集められなければノーマルに詰められる。

で、先に断言しときますが、スカウトマンをやるなら絶対に店舗専属スカウトはオススメしません。

理由は簡単で、リスクに対する見返りが少なすぎるからです。

リスクと隣り合わせで路上スカウトやるなら、固定給でぬくぬくしてるより歩合制でゴリっと稼いだ方がよくないですか？

スカウトマンの違法性について徹底的に踏み込んで話をしてみようと思う

そういうことです。

業種によって異なるスカウトの給料システム

スカウトマンの給料は、女性を紹介した業種によっても変わります。

ここでは、よくスカウトマンが紹介する代表的な業種ごとのSBシステムを軽くご紹介します。

キャバクラのスカウトバック

さっきも少しだけ触れましたが、キャバクラのスカウトバックは一度きりの買取です。

高級店・中級店・大衆店などのお店ごとのランクによって金額は異なりますが、平均8〜15万円くらいで考えておけばOK。

このランク制度はキャバクラ特有のもので、A＞B＞Cにようにランク分けされ、それぞれSBも異なります。

なので、同じお店に2人の女性を紹介したとしても、その女性のルックスによって支払われるSBが変わるってことなんです。

ようするに、大衆店のDランク紹介なら4万円のSBもあり得るし、高級店のSランクなら一撃50万円オーバーだってあり得ます。

そのほかにも紹介SBとは別に、女性が在籍している限り支払われる在籍料なんてSBもあります。

風俗のスカウトバック

風俗のスカウトバックは半永久です。

紹介した女性が在籍し続ける限り、スカウトマンには女性が稼いだ金額の15％〜25％ほどが毎月バックされます。

風俗のバックは一撃性はないものの、キャバクラの買取と異なり来月以降にも繰り越してコツコツとSBを積み上げられるため、スカウトマンの固定給というイメージを持って増やして行こう！

風俗を極める者がスカウトを制す！スカウトマンが稼ぐために必要な起爆剤

AVのスカウトバック

AVのスカウトバックは、紹介した女優の総ギャラの50％ほどの場合が多いです。

会社に抜かれることも考えて、実際に自分に入ってくるのは35％くらい。

この辺のバック率はプロダクションやスカウト会社の契約によって異なりますし、キャバや風俗ほど簡単に上がるものではないので大体で覚えておけばOKです。

足代・面接交通費

一部のお店では、女性を面接に連れていくだけで数千円のSBが貰えます。

これを「足代」や「面接交通費」といい、実質体入SBみたいなものです。

入店が決まらなくても一日分の紹介料としてはオイシイので、地味に嬉しいスカウトバックです。

番外編：美容整形や不動産紹介のスカウトバック

スカウトマンが紹介しているのは仕事だけでなく、その他周辺サービスも紹介しています。

メジャーなもので言えば、美容整形や不動産賃貸。

元から整形費用を稼ぐために水商売の世界に足を踏み入れる女性も多いし、水商売の方は賃貸の審査に通りにくいので、スカウトマンが間に入ることで割引できたり賃貸審査に通りやすくなったりとメリットがあります。

各サービス紹介によるスカウトバックは下記のような感じです。

これもそこまで上がるわけではないので、大体で覚えておけばOK。

むしろ、サービス紹介はあくまでサブ。しっかりと仕事を紹介して稼げるように意識しよう。

スカウトマンが紹介できる業種やサービスについては「【スカウトマンが紹介を扱う業種一覧】様々な職種を使い分けて大金を掴め！」で解説しているのでどうぞ。

キャンペーンによるスカウトバック(給料)制度

水商売の世界では、年末が繁忙期となります。

そのため年末前になると、どうしてもキャストを集めておきたいお店が通常のスカウトバックとは別にボーナスSBが貰えるようなキャンペーンを打つことがあります。

一般時期に入店を決めるよりもお得になるので、年に一度の大イベントだと思って温めていたリストをフル活用したいところです。

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役職によってスカウトバック(給料)は変動する

さっきも少しだけ紹介しましたが、スカウトマンの給料である「スカウトバック」は、役職によって貰えるパーセンテージ（割合）が変動します。

スカウトマンは、スカウト会社に所属することで怖い人に虐められることなく路上に立てます。

紹介先のお店だってスカウト会社がこれまで付き合いを重ねてきたからこそ、新人スカウトマンでも自由に紹介することができます。

このように、「規定のエリアで路上スカウトができる権利」と「紹介先店舗の提供」を会社から受ける代わりに、お礼として会社へもSBの一部を渡す必要があるんです。

で、役職によって貰えるSB割合は、さきほどもお伝えした通り下記のような感じ。

キャバクラなら買取総額の％分、風俗は風俗嬢が稼いだ額の15〜25％ほどが会社に降りて、そこから自分の％分がスカウトバックになります。

クソ分かりにくいので実例っぽく見てみましょう。（※見習いスカウトマンとして仮定）

見習いスカウトマンが貰える給料計算例

風俗の場合も計算は同様です。

一度スカウト会社がお店からSBを集金して、各スカウトマンの役職によってパーセンテージに応じた上がりを抜いて担当スカウトマンへSBとして支払われます。

ただし、見習いから社員→中堅くらいまでは、そこまで昇格条件が厳しいということは少ないです。

少なくとも、僕が在籍していた会社は簡単でした。

会社によっては見習いでもそこそこ稼げる給料システムを採用しているところもあるので、必ずしも上記例が全てではないと思って下さい。

優良なスカウト会社の選び方と求人探しのポイント

役職スカウトマンには紹介バック以外の給料もある

幹部くらいの役職になると、スカウトバック意外にも様々な給料があります。

ここでは、次の２つの役職手当てについてご紹介します。

顧問料

顧問料とは、他店舗よりも優先的に紹介する代わりに通常のSBとは別に毎月規定の報酬をお店から貰う契約のことです。

っというか、全店舗から顧問料を取っている会社もあるので、感覚的には「契約料」というイメージになりつつあります。

この顧問料を貰うような店舗は幹部スカウトマンが担当することが多く、担当しているスカウトマンは顧問料を毎月受け取ることができます。

また、毎月一定の人数を紹介しなければならない顧問料よりプレッシャーの低いものとして、「在籍顧問料（通称：在顧）」もあります。

在顧は固定の報酬ではなく、そのスカウト会社から紹介している女性が１勤務するたびに通常のSBとは別に数千円が貰えるという契約です。

部下バック

部下バックとは、自分の部下が稼いだ金額の数％が貰える役職手当てのことです。

金額は会社によってまちまちなので決まったものはありませんが、大体10％くらいで考えておけばOK。

さらに部下バックのおもしろいところが、直属の部下が作ったさらに下の部下の上がりまで貰えることです。

自分が会社内で昇格して大きな班を作ることができれば、部下バックだけで食っていくことも不可能ではないくらいの上がりとなります。

そもそもこの記事を読んでいる方は、スカウト初心者さんか今後スカウトを始めてみたい方を想定しています。

そんな方々は、今のうちから部下バックのことなんて一切考えなくて大丈夫です。あくまで参考程度に頭の片隅に置いておいて下さい。

まずは自分のSBを生活できるレベルまで上げることに全集中しましょう。

実際にスカウトマンはどれくらい給料を貰っているのか

もうピンキリです。一円も稼いだことのない人もいれば、毎月何百万と稼ぐスカウトマンもいます。

完全歩合制という世界なので、スカウトマンの給料は平均いくらくらいというものはないです。

ただ、覚えておいて欲しいのは、一円も稼げずに自然消滅していくスカウトマンがほとんどだということ。

月収100万円以上稼ぐスカウトマンはゴロゴロいる

スカウトマンで月収100万円なんてすごい！夢がある！っと思うかもしれませんが、スカウトの世界では月収100万円プレイヤーなんてゴロゴロいます。

むしろ、100万円稼いでからがスカウトマンとしてのスタートラインなんじゃないでしょうか。

スカウトで安定して稼ぐためには風俗の永久バックがキーとなる

スカウトマンが稼げると言われる理由は、風俗バックに秘密があります。

いかに稼ぐ風俗嬢を自分の紹介として抱えられるかどうかで稼げる金額が桁違いに変わってきます。

普通に考えれば分かりますよね？だってキャバクラは１発買取で終了。でも風俗は紹介した女性が退店しない限り永久的にSBが支払われるわけです。

紹介した風俗嬢１人あたりのSBが平均3万円だとしても、10人稼働していれば30万円。これだけでも大人の男性1人くらいなら余裕で生きていけます。100人いれば月収300万円です。

このレベルまで風俗バックを固めれば、紹介している風俗嬢が同じ時期に全員辞めることは考えにくいので、歩合制だとしても安定した収入になります。

風俗を極める者がスカウトを制す！スカウトマンが稼ぐために必要な起爆剤

まとめ

僕は「スカウトマンってぶっちゃけあんまり稼げないよ」みたいなネット記事をよく見ます。

はたまた、誰でも簡単に月収100万円以上を稼げるという広告もよく見ます。

これらは、どちらも間違ってはいないけど正解でもありません。

正しくは、「難しいことを覚えずに誰でも月収100万円稼げる可能性はあるけど、一生0円の可能性もある」です。

スカウトマンの給料システムを理解しないまま、なんとなく稼げそうという気持ちで始めると痛い目を見ます。